公開日:2009/10/01
【第122号】NVIDIA 次期GPU Tesla Fermi
今開催されているNVIDIA主催の”GPU Technology Conference”において、次期GPU製品である”Tesla Fermi”が発表されました。今回の目玉は倍精度演算の向上とECCです。
- C++をサポート
- 512 core
- 倍精度演算性能が8倍(他の資料では10倍といっている)
- 単精度演算性能は1.5~2倍
- ECC InternalおよびExternalメモリ
- 48KBのShared memory
来年2010年2月に、Workstation版の出荷が開始されるそうです。ううむうう、どこかの調達に合わせているような感じがしますねえ。
主な仕様:Tesla Fermi
単精度演算性能:1.5 TeraFLOPS
倍精度演算性能: 768 GFLOPS
メモリ: 3GB (ECC使用時は2.6GB)
とにかく、倍精度が一挙に10倍となり、普通のCPUに比べても飛躍的に性能が向上したことと、メモリエラーにより演算結果が不安定だったのが、ECCにより保証されるのが画期的です。メモリ容量は出荷時は3GBですが、来年中に4倍程度まで伸びる予定だそうです。
これで、HPCにおけるGPUの位置づけが確実に1歩進みました。後はプログラミング環境だけです。プログラミング環境もPGIを始め、CRAYも独自のコンパイラの開発を始めています。また、Nexusと呼ばれるVisual Studioでの開発環境も提供されますので、後はISVベンダーがいつ開発を始めるかに、GPUの普及がかかっていることとなります。これは丁度PCクラスタが2000年頃に普及を始めた状況に類似しています。この傾向でいけば、4、5年以内にGPU(4、5年先にGPUと呼ばれるかはわかりませんが)が、HPCの主流になるのではないでしょうか?
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