ParaWise

並列化のためのプログラム改造・プログラム解析ツール


ParaWiseは、並列化のためのプログラムの改造および解析をお手伝いするツールです。

GUIインタフェースによりユーザ情報を取り入れながらプログラム全体を解析し、並列化可能な部分を切り出して適切な改造を施したプログラムを生成します。これによって、手動での並列化の手間を大幅に削減することができます。改造されたプログラムはユーザに読みやすく工夫されており、メンテナンスやさらなるチューニングが必要になったときにも、効率的な作業ができます。Parawiseの開発は、米航空宇宙局エイムズ研究所(NASA Ames)、シリコングラフィックス、国防総省航空システムセンター(ASC/Dod)、欧州委員会、イギリス貿易産業省(DTI)、イギリス工学・物理科学研究会議(SPSRC)などの各機関により支えられており、その効果については、NASA Ames、アラスカ大学を初め多くの研究所、大学、企業のプログラムで実証済みです。


並列化環境は、分散メモリ型並列マシンでのMPIまたはPVMおよび共有メモリ型OpenMP、さらにCray SHMEMを対象にしています。
メッセージパッシング並列化コードの生成では、オリジナルコードを分析し、ユーザとの対話形式で並列コードを生成することができます。
OpenMPの共有メモリディレクティブを挿入したコード生成が、NASA AmesとPSP社の共同開発により可能になりました。
時間のかかる並列化の手間を省き、経験に基づく効率的な方法で並列化を行います。大規模な共有メモリシステムや分散型メモリシステム、そしてマルチコアプロセッサを効果的に使うことがきます。
通信ライブラリCAPLibでコードを生成し、MPI、PVM、Cray SHMEMに変換することができます。これにより、他のマシンへの移植も適切なライブラリにリンクし直すだけで、簡単に行うことができます。
公開期間は自動管理です。公開開始日に自動的に公告された後は、公開終了翌日に自動で非公開になり、管理の負担を大幅に軽減します。

プログラム並列化の例



プログラム解析画面

並列化のみならずデバックなどにおけるプログラム解析にも活用できます。
     
関数の参照関係(コールグラフ) 変数(データ)依存関係(定義参照関係)の解析画面

並列効果の例

     
三次元有限要素法解析(3000要素)での高速化 オイル探索シミュレーションコードの並列化
カタログをダウンロード(PDF 1.1MB)
開発元:Pallallel Software Products